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JALカードとANAカード。マイルを貯めるマイレージがお得なのはどっち?
航空機を使う頻度が多い人にとっては、マイレージサービスは知っていて当たり前という方が多いと思います。
しかし、そのサービスの仕組みをじっくり見なおしてみると、もっとお得な使い方があったり、せっかくの特典を取りこぼしている事に気付ける方も中にはいらっしゃるかもしれません。
また、実際に航空機に乗る機会が多いわけではないけど、マイルを貯めて旅行に行く、というフレーズから誤ったイメージを持っている方もいるかもしれません。
例えば、マイルを貯めて気の合う友人や家族、恋人と旅行に行きたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
ところがマイルを貯めてもらえる航空券は、基本的には本人とその配偶者や両親、祖父母や孫といった2親等以内の親族に限定されています。
ご存知でしたか?
マイルで得られる特典航空券には譲渡制限があるんですね。
特典航空券で家族との旅行は実現できても、友達や恋人は自己負担が大きいなんて心苦しい旅行になりそうです。しかしご安心ください。マイルが貯まるクレジットカードの中でも、UAカードは譲渡制限がありません。
人数分の往復航空券が手に入るマイルさえ貯まれば、必要な枚数のチケットに交換することができます。
また、ANAやJALであれば国内旅行に限って割引サービスが適用されます。ANAであれば「いっしょにマイル割」、JALであれば「おともdeマイル割」というプログラムサービスがあります。
これらはそれぞれ、行き先によって異なりますがカード会員本人は1万マイル、同行者は2万円~程度という格安で航空券を手に入れる事ができます。
この割引が適用されるのは本人を含めて4名までとなっていますので学生時代の友達、職場の同期、恋人の友人とWデートで旅行というプランにも役立ってくれるのは間違いないでしょう。
このマイルを貯めるには、飛行機の移動距離で貯まる「フライトマイル」と日々の買い物などでクレジットカードを使った場合に利用金額に応じて貯まる「ショッピングマイル」があります。
一気にマイルを貯めようと思ったら、やはり「フライトマイル」が確実です。
特に海外旅行に飛行機で行く場合には、貯まるマイルに期待ができます。例えばANAの割引チケットに「エコ割28」というものがあります。この割引を使ってロスと日本を往復すると、フライトマイルが7630マイル獲得できます。ショッピングマイルで同じだけ貯めようと思ったら、76万円以上の利用が必要になってきます。
これはかなり大変ですよね。
そう考えると、海外に行く機会は一気にマイルを貯めるチャンスともいえます。国内の往復でももちろんマイルは貯まりますが、その還元率は意外と少なめです。東京と大阪を普通運賃で往復して獲得できるマイルは556マイル程なのです。
ショッピングマイルだともう少し時間をかけて貯める必要があります。日常的なスーパーでの買い物やガソリンスタンド、公共料金の支払いといった日々の支払いでもコツコツマイルを貯める場合には、マイル獲得2倍の提携店のチェックは必要です。
さらに他のポイントカードからマイルへの移行をすることもできますので、じっくり貯めていく形になるでしょう。
また、家族カードの発行をしておくと、1人が1枚のクレジットカードでマイルを貯めるよりは、家族それぞれが別のクレジットカードでマイルを貯めて合算すると早く貯まります。ただし、ANAは家族のマイル合算ができないという特徴もあります。
ところで、JALカードやANAカードといった航空会社のカードは、その会社の航空機を使った飛行距離でしかマイルを貯める事ができないと思っている方もいるようです。
実はANAはユナイテッド航空をはじめ、20社以上の航空会社と提携しています。
JALはANAに比べると少ないですが、アメリカン航空などの大手航空会社と提携しています。
実際は世界中提携している航空会社の利用でもちゃんとマイルは貯まります。それと同じで、提携の航空会社の航空券への交換も可能です。カード会社と航空会社は実は必ずしも一致してなければいけないということではないんですね。
どのマイルも、電話やインターネットで簡単に航空券との交換ができます。どれくらいマイルが貯まっているかの確認もWEB上で簡単にできますし、交換できるのは航空券だけではありません。
マイルによっては座席をアップグレードすることができたり、カタログ商品に交換したり、提携しているポイントサービスのポイントに交換することもできますので、旅行以外にも楽しみを持つ事もできます。
旅行に行く機会が少ないという方でも、飛行機を使うことがあればせっかくなのでマイルを貯めてみてはいかがでしょうか?
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