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クレジットカードを使うお客は、クレジットカードを持つ事ができないお客よりも経済的に余裕があると言えるのか?
あなたは将来的に、どんなふうに働いてお金を稼いでいきますか?
人それぞれでしょうが、今の会社で昇進を目指しているかもしれません。
なにも想像がつかないかもしれません。
どうせなら、自分の好きな分野や得意な事で、雇われではなく利益すべてが自分の物になればいいのに、など独立を考える方もいるかもしれません。
飲食店や美容室、雑貨屋やカフェなど様々です。
もし、好きな事で、自分の好きなように自由気ままに商売できたら・・・楽しそうですよね。
ただし、いずれは独立、と思う方はお気づきだと思います。
自分の利益を上げるためにはお店の利益をあげなければなりません。
独立経営する方に絶対に生じるのは売上の壁です。単純な事を述べていますが、あなたがすでに独立を目指しているのであれば、おそらく繰り返しイメージをしたことがあるでしょう。
サービスを提供している自分。
お客と触れ合う自分。お店に立っている自分。
さて、そのイメージの中にいるお客にはどんな人が多いでしょうか。
年齢層は?性別は?単価は?あなたがイメージするお店では、どんな人を顧客ターゲットにしますか?
その方はどのくらいのお金をあなたにどのような形で支払っているでしょうか。
独立のイメージの中に会計シーンのイメージを明確にしたことがある方はどれほどいるでしょうか?
私が知っている飲食店の独立経営者の多くは、基本的に現金での支払いのみのお店が多く、たまにクレジットカードでの支払いができるお店があります。
クレジットカードを使えるということは、客側としては実は大変ありがたいことなのです。
現金払いのみだと、まず現金がない場合出向くことができません。
しかしクレジットカードを使うことができると知っていたら、現金の持ち合わせがなくても心細い気持にならず、出向くことができるのです。
購入予定がなくても、その時たまたま巡り合わせた商品でさえ、欲しいと思ったら手持ちのお金がなくても購入することができるのです。
客側からしたら、クレジットカードが使えれば財布の中のお金に制限をかけられることがなく、現金を必要とする支払い日までは時間に猶予がある為、気軽に今欲しい物を買ったり、欲しいサービスを使うことができるのです。
こういった理由から、店側にとっては「現金で支払うお客より単価が高め」「必要ない買い物も衝動的にできる」といった、ありがたいお客になる可能性もあります。
ここまでで、もう一度イメージしてみましょう。
あなたのお店ではクレジットカードでの支払いができるように会計システムを考えますか?それとも現金のみにしますか?
これはあなたのお店なので、どうするかは自由なのです。
ただし、じっくり考えてみる価値はあります。今までクレジットカードで代金を支払う側であった自分が、逆転してクレジットカードで代金を受ける側になった時。
この時、どんなメリット、デメリットが生じるでしょうか。
先ほども述べたように、クレジットカードを使うお客は、クレジットカードを持つ事ができないお客よりも経済的に余裕があると言えるでしょう。
すると、こちらがどれだけ購買意欲を刺激できるかどうかで、単価が大きくなる可能性があります。
現金のみのお客は、どんなにあなたがセールストークが上手でも、購入するために必要なお金がないので単価をあげようがないのです。
つまり、クレジットカードを持つお客のほうが直接的に利益をあげられる可能性に結び付くということです。
ということは、お店側はクレジットカードでの支払いを求められた時に、対応できるようにしておくことが必要です。最近はクレジットカードを持っていない人のほうが少ないほどです。多くのお客のニーズに応えられる準備は必要といえるでしょう。
どうしたらクレジットカードでの支払いに対応できるお店になるのか。
これは、カード会社の加盟店になっておくということです。加盟店になると、そのカード会社のクレジットカードによって決済されたお金は間違いなくカード会社がお店に振り込んでくれます。
この時加盟店は、カード会社に支払ってもらう金額に対して一定の割合で加盟店手数料を払います。クレジットカードに対応する店になる為のデメリットとしては、この手数料があります。もちろんお客に請求する金額に手数料を上乗せすることは多くの場合できませんので、自分に負担がきます。
金額が大きければ、手数料も大きくなります。このことを踏まえたうえでカード会社の加盟店になることを選ぶ場合、一口にカード会社といっても様々です。大事なのは、持っている人、使っている人が多い人気のクレジットカードを発行しているカード会社を抑えておくといいでしょう。
手数料の割合を気にしてはいけません。クレジットカードに対応できるようになる目的は、多くのクレジットカードを持つお客のニーズに応えることにより利益をあげるためです。
今トレンドであるクレジットカードがどこのカード会社のものか、今後も多くの人に選ばれやすいのか。
もしくは、世界を通じて利用できるクレジットカードなのか。
海外でも使えるブランドを抑えておくと、海外のお客にもあなたのお店は対応できるようになるでしょう。
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